第7期 5S改善コーチ育成講座 第3講

第7期 5S改善コーチ育成講座 第3講

2020年12月15日火曜日に第7期5S改善コーチ育成講座(以下、5S学校)の第3講がユタニ工業株式会社さまで開催されました。今回は『清掃』について、講義が行われました。

『清掃』の目的はお客様から給料を頂くためである。

冒頭に受講各社の清掃活動についての現状把握が行われ、写真右端の結果欄は4社ともに〇が付きませんでした。

就業時間内か外か、活動の時間、活動の目的とホワイトボードに書いていくと、各社ともに結果が出ていない様子でした。

例えば、世界から称賛される「7分の奇跡」という東京駅の新幹線清掃の神業動画があります。

東京駅では、4分おきに入線する列車を12分後に遅延なく発車させなければならないシビアな清掃作業ですが、なぜ可能なのでしょうか?

それは、7分以内で管理する仕組みがある(スゴい)ということです。

現状把握した各社が、本当に活動時間内で目的を達成する仕組みがあるかと言えば、そうとは言えない結果を共有できました。

新たな清掃への気づきを得た受講生の皆さん

前回に学んだ「5Sの定義」ですが、

整理:要るものと要らないものを分けて、要らないものを捨てること。
5S学校が定義する「整理」は、"要らないものを捨てる"です。

そして次に、清掃:いつもきれいに保つこと。を今回は学びました。

安全で良い製品を効率よくお客様に提供できる職場を『清掃』によって作れば、自然とお客様から選ばれます。結果、お客様にご購入頂けます。「購入する⇒売上が上がる⇒給料がもらえる」の順番になります。

給料はお客様から頂いているという考えを持てば、自ずと清掃のやり方(心得)も変わってきますし、管理する仕組みを作ることにつながります。

当日の午後は、「清掃」の実習先で、株式会社タナカファクトリーさまを訪問致しました。

田中社長さまの代表あいさつ

株式会社タナカファクトリーさまも、2006年より独自で5S活動を開始され、当初は単なる清掃活動に終える単調な活動でしたが、2013年にきらめく5S学校との出逢いが転機となり、東大阪市の他社と3社で大阪3S実践会を立ち上げ、学校で体系的に学び、実践会で異業種の仲間と切磋琢磨しながら実践する継続できる枠組みを作り、現在に至っています。

実習の職場を提供して頂き、受講生の皆さんで「清掃」の体験を致しました。上述で、管理する仕組みが大事と書きましたが、「清掃」に際し、

  • ・時間内に決めたエリアを完結する
  • ・必要な道具を取り揃える
  • の準備の大切さの示唆で、管理する仕組みを与えられました。

実践とは、実現可能な活動で、

実現可能な活動とは、手が動く活動である。

受講生の皆さんは、手が動いていましたので、現場で実践できた証拠です。清掃のBefore/Afterの写真は下図の通りです。

5Sはコミュニケーションツールです。実践してる時間は、ワイワイガヤガヤと声を出し合い、掛け合いながら、みんなで取り組むことで達成感が味わえます。

異業種の仲間だからコミュニケーションを取りながら実践する

世の中にある会社はコミュニケーションに問題があるのが、大半ですが、コミュニケーションが勝手に良くなる仕組みが、5Sを実践すると手に入ります。

正しく5Sを実践する会社は、会社が良くなり、業績が上がります。そうすると、給料も上がるのではないでしょうか?

間違いだらけの5S(解釈)から、正しい5Sを教える学校として、改善コーチを育成しています。