2022.01.18
第9期 5S改善コーチ育成講座 第4講
2022年1月18日火曜日に第9期5S改善コーチ育成講座の第4講が、ユタニ工業株式会社さまで開催されました。今回は『整列』と『整頓』について、午前に講義が行われ、午後からはパイプツールシステム<通称:イレクター>の製作実習が行われました。
午前の座学
『整列』は初期整頓と呼びます。『整頓』の入門編として、物量が変動するものは『整列』にとどめ、変動しないものは『整頓』で、3定(定品・定量・定置)ができることを理解すると、より改善が効果的に進みます。
『整列』と『整頓』を理解した上で、パイプツールシステムを使うと、自分たちで好きなものを自由自在に作ることができて、メリットとして、
- 改善の力をつける
- 巧遅より拙速
- 小は大を兼ねる
- すべてのものにキャスターを
- 工場内の血管ともいうべきものを作る
などが挙げられます。
午後の実習
5S学校の実習は、イレクターの分解・組立ですが、実習を通じて、チームワークやコミュニケーションの大切さを学ぶことができたと思います。
大きな機械は心臓や肝臓に当たりますが、このイレクターで自由自在にモノが動かせることで、人間で言えば血液を運ぶ工場内の動脈・静脈を作ることになります。