第8期 5S改善コーチ育成講座 第4講

第8期 5S改善コーチ育成講座 第4講

2021年7月20日火曜日に第8期5S改善コーチ育成講座(以下、5S学校)の第4講が、ユタニ工業株式会社さまで座学、株式会社イゲタ金網さまで実習が開催されました。

今回はユタニ工業さまに会場を移し、事務局挨拶もユタニ工業の井口さまが担当されました。

緊張した様子の井口さんでしたが、卒なく挨拶をこなされました

今回は『整頓』について学んだのですが、5S学校では、むずかしい『整頓』に入る前に、『整列』から入ることをオススメしています。5Sの1つ目は『整理』、2つ目は『清掃』、3つ目が『整頓』ですが、『整頓』の3定(定品・定量・定置)は難しいので、『整頓』より簡単にできる"2.5S"とも言える『整列』を加えています。

『整列』は、直角平行にキレイに並べることで、①異常が分かり(発見し)やすく、②隅々まで見渡せて気づきが養われ、③通路域と作業域が明確になり、モノを置く基準が決まります。言い換えると、初期整頓のようなものです。

早速、会場の机を使った『整列』の実習が行われました。上述の⓵の効果で、机のハミ出しがすぐに発見できました。

むやみに『整頓』が入ると、実作業がやりにくくなり、物量が変動するものは『整列』、変動しないものは『整頓』と定義すると良いでしょう。だから、5S学校が教える手順は『整理・清掃・整頓』になります。一般的な5Sは、『整理・整頓・清掃』の手順で、物量の変動があるものを『整頓』をかけようとすると、非効率になるのがお分かりになるでしょう。

今回の座学もとても役に立つものでした

午後からは、株式会社イゲタ金網さまに会場を移して、実習を行いました。5S学校の良い点は、午前の学びを、午後に実践するところにあります。また、受け入れて頂く実習先の企業さまのメリットとして、受講生を利用して、半ば強制的に5Sを進めることができます。

イゲタ金網の森社長さまも、それを望んでおられる社長さまのお一人でありました。

同社の5S活動を前進したい一念の森社長さま

まずは『整理』から入り、受講生9名と事務局や同社の修了生の総力で、あっという間に片付けてしまいました。

『整理』で片づけたモノはこちら↓とてつもない量を捨てることになりました!

動画撮影をしていた鈴木講師がボソッと放った一言、「整理業者の所作のようだった」が印象的でした。第4講の受講(実習)ともなると、みんな凄い力を発揮できてるみたいです。その後、鈴木講師から『整列』の指示が出ました。

『整理』と同時に『清掃』も行われ、今回の座学で学んだ2.5Sの『整列(初期整頓)』の実習を行いましたが、いとも簡単にできてしまいました。これは、物量が少ないからできたことであり、『整理』前の最初の段階では、到底できなかったことです。

最後に素晴らしい光景を目撃しました。同社の修了生である鈴木さんを中心に、自発的に機械を磨き上げ始めたのです。モノが溢れていた職場の中の機械では、まったく見えてこなかったものが、見え始めた、これこそが5Sの醍醐味といえる光景でした。

第4講も素晴らしい結果を残すことができました。次回の第5講は、『清潔』と『躾』について学び、イレクター(パイプツール)の実習を行います。