第8期 5S改善コーチ育成講座 第3講

第8期 5S改善コーチ育成講座 第3講

2021年6月15日火曜日に第8期5S改善コーチ育成講座(以下、5S学校)の第3講が株式会社ベルさまで座学、有限会社森田製針所さまで実習が開催されました。

ウェルカムボードに収まりきらず、ウェルカムウォールでお出迎え。検温器に写り込む事務局

今回は『清掃』について学びました。講義に入る前に、前回(第2講)から今回にかけて、実践したことはありますか?と、鈴木講師から受講生に質問がありました。そうすると、受講生の株式会社ベルの山本さまから、データの『整理』を実施したとの報告がありました。整理の手順で、要るものと要らないものを分けて、要らないものを捨てたそうです。特にデータというものは、要らないものがサーバーに溜まっている場合が多く、容量が大きくても見えないので、『整理』できていない現状があったそうです。データの管理者として、改めて『整理』の大切さを痛感したそうです。

報告をする株式会社ベルの山本さま

各社の『清掃』の状況についての現状把握を行いました。『清掃』の頻度、就業時間の内外、目的、達成結果について、マトリックスで表示すると、全社ともに達成結果は「〇」だったのですが、講義が進むにつれ、『清掃』の奥深さを知ることになり、各社の『清掃』がいかに表面的であるかを知ることになりました。

昨今の掃除は、さっとひと通り表面を掃いて、しっかりやったつもり、その延長のせいか、見えない所はコストがかかるということで、手抜きをした方が得だ!などという傾向がみられます。見えない所まで手を入れたり、すみずみまで箒(ほうき)を入れたり、こびりついたものを丹念にとっていくと、間違いなく清潔感が伝わってきます。さらに磨いていくと職場や、その職場から生み出される製(商)品から魂さえ伝わってくるものです。

とても重要である『清掃』は、いつもキレイに保つことで、初期⇒点検⇒保全の3つステップがあります。

機械がある職場での『初期清掃』は、『整理』した後、床も機械もピカピカに磨くこと。そうすると、モノが落ちていたり落としたりすると、異常として感知されるので『点検清掃』となります。機械になると、油漏れやエア漏れや水漏れが発生する箇所に受けを設けて、直接床に落とさないようにすることです。モノが落ちない、各種の漏れが発生しないようにする、つまり根元から絶つのが『保全清掃』になります。

結論:『清掃』は明日以降(次)の仕事に準備をしながら、備える作業になります。

論より証拠。午後から会場を門真市の有限会社森田製針所さまに移して『清掃』の実習を行いました。到着後、会社概要の説明を受講生でもある山口工場長さまから受けました。今期の目玉企画は、新規参加の会社に積極的に訪問し、実習を行うことで、5S学校の学びを体験して頂き、活動を広めていくことにあります。

午前の学びを即、実習!日頃の『清掃』がやってるつもりだったが、実は行き届いてないことを知る!受講生9名+事務局5名=総勢14名で45分間『清掃』すると・・・630分=10.5時間の効果があります。社員さん一人が就業1日以上の『清掃』をしていたことに相当します。みんなが力を合わせると、とてつもない成果を職場にもたらすことを実感します。

見学していた社員さん2名も、ずっとメモを取っておられました。5S学校の実習でこんなに驚くことは想像もしていなかったでしょう。

熱心にメモを取り、見学していた2名の社員さん(写真手前)

山口工場長さまからも、『清掃』をナメてかかっていた。目から鱗でした。との感想を頂きました。現場での実習の振り返りの時間に、名残惜しいかの如く、湯谷副理事長が『清掃』を続けてたのが印象的でした。

最後は受講生のみなさんで実習の振り返りをしました。会社では全員が協力的であるかというと、そうでない場合もあります。みんなが協力して、『清掃』に取り組めば、素晴らしい成果を得ることができます。みんながそのことを実感し、共有し、第3講を終えました。

次回の第4講は、『整頓』について学びます。また新たな実習先を訪問致しますので、乞うご期待下さい。