第8期 5S改善コーチ育成講座 第2講

第8期 5S改善コーチ育成講座 第2講

2021年5月18日火曜日に第8期5S改善コーチ育成講座(以下、5S学校)の第2講が株式会社ベルさまで開催されました。

いつもながらにウェルカムボードでのお出迎えに感謝です。

前回に自己紹介ができなかった株式会社ベルの樋口さまより、ご挨拶を頂いて第2講が始まりました。

今回は『整理』について学びました。講義に入る前に、5Sの目的について問いかけがありました。

そもそも何のために5Sをするのでしょうか?

5Sの目的は、

 1.自分のために

  ・自分たちの職場の環境を磨きあげよう

  ・もっと仕事をやりやすくしよう

 2.お客さまのために

 3.社会のために

 4.すべての周囲の仕事を、もっと良くなるという目で見直そう

まずは、1.自分のために5Sを始めるのです。

意識改革のプロセス

 ①心が変わる

 ②習慣・考え方が変わる

 ③行動が変わる

 ④他者の反応が変わる

 ⑤会社環境が変わる

意識改革のプロセスで見ても、①②③は自分の中での変化、④⑤自分の外での変化になるので、まずは、自分のために5Sを始めれば、自分の中での変化が生まれ、その変化が自分の外に影響を及ぼし、変化につながります。

「だから、自分はこの機会に変わろうという姿勢で5Sに取り組んで下さい。」と鈴木講師は受講生に伝えるのです。

『整理』の仕方、要・不要の見極めを15の質問に答えてもらってチェックしました。15問のチェックで該当項目が多ければ多いほど、『整理』ができていないことになります。受講生の中には、15問すべて該当する方もいらっしゃいました。

要・不要の見極めについて解説

でも本当に『整理』ができていないのでしょうか?

これは『整理』ができていないのではなくて、『整理』の見極めができていないからであり、見極める基準を教えれば自ずと、『整理』は可能になります。

『整理』とは、"要るものと要らないものを分けて、要らないものを捨てること"です。

この捨てる実践の過程で、間違って必要なものを捨ててしまう、というミスも時には起こります。100回のうち、たったの1~2回程度のようです。このショックが次の捨てる行動にブレーキをかけ、残りの98~99回が捨てられなくなります。

その結果、『整理』ができなく(進まなく)なってしまいます。

頭では理解できても、実践しなければ、意味がありません。この5S学校はすぐに実践の場が用意されます。会場をユタニ工業さまに移して、教材現場で『整理』の実習です。ユタニ工業の湯谷社長さまは、5S学校の副理事長でもあり、同社も数多くの修了生を輩出し、教材現場の橋村さまもそのお一人で、大阪3S実践会でも活躍されています。

2班に分かれて実習を行いました。

1班

2班

1班の整理が終わった後、2班の作業量が多かったので、1班のメンバーが2班の作業に加わりました。5S学校で学ぶ同期として、会社は違えど、仲間意識が芽生え、一緒になって作業を進める素晴らしい光景でした。

みんなで整理して、清掃した棚のBefore/Afterです。理路整然と並んでいます。

5Sは、コミュニケーションツールと言われます。正にそれが訪れた瞬間でした。受講生のみなさんは体感することができたと思います。

一般的に同じ会社であるのに、職場や職制の違いによって、セクショナリズムが横行しているのが現状です。仕事は一連の流れでつながっているはずなのに、トラブルが発生しているセクションを見て見ぬふりをして、助けないのはなぜなんでしょうか?5Sというコミュニケーションツールを使って、チームワークの大切さを学びました。

最後はみんなで振り返りをしました。一人の力だけでは、途方もない作業ですが、みんなの力を結集すれば、達成感が味わえる『整理』の作業になりました。大切なことは、達成感を味わえるゴール設定にあります。中途半端な作業になってしまうと、達成感が無く、消化不良の感が否めません。みんな満足のいく実習になったと思います。

橋村さまから「一人やったら、絶対にできなかったと思いますし、みなさんのおかげで整理が進んで、感謝してます。」と締めの言葉を頂きました。この瞬間を5S学校は大切にしています。その感動を鈴木講師も写真に収めていました。

次回の第3講も楽しみです。