第7期 5S改善コーチ育成講座 第2講

第7期 5S改善コーチ育成講座 第2講

2020年11月17日火曜日に第7期5S改善コーチ育成講座(以下、5S学校)の第2講がユタニ工業株式会社さまで開催されました。今回は『整理』について、講義が行われました。

講師はいつもの鈴木浩也先生です

講義の冒頭に第1講の振り返りで、鈴木講師から受講生に「5Sの定義」についての質問がありました。

『整理』『清掃』『整頓』『清潔』『躾』の定義は何でしたっけ?

受講生それぞれに「『整理』は~です。」「『清掃』は~です。」というように回答しました。そうすると、微妙にニュアンスが違っていて、

「1ヶ月たてば、忘れてしまうもので、5Sの定義がしっかり言えない(分からない)と会社で社員さんに聞かれた時にも困るし、活動に迷いや狂いが生じる恐れがある。」と諭されました。

人は忘却するものです

改めて、「5Sの定義」ですが、

整理:要るものと要らないものを分けて、要らないものを捨てること。
清掃:いつもきれいに保つこと。
整頓:必要なものがすぐに取り出せて、すぐに戻せること。
清潔:整理・清掃・整頓をずっと維持すること。
 躾:きめられた事をきちんと守ること。

となっています。

5Sは整理で7割が決まる

衝撃的なフレーズでした。上述の通り『整理』は要らないものを捨てること。ですが、捨てることは失うことではなく、本当に必要なことが分かり、捨てる勇気を持つためのトレーニングであるのです。

衝撃的なフレーズを放つ瞬間

100回のうち、後々必要になったモノを捨てる失敗は、せいぜい1~2回程度で、残りの98~99回は成功です。

捨てることで、

  • 探す時間が減る
  • 動線短縮
  • 手元化
  • 通路の確保
  • 見える化
  • コミュニケーション など

得られるものの方が大きいです。実践の中では間違いも起きますが、失敗や間違いを許し、勇気をもって成功を手に入れましょう!

会場のユタニ工業さまでご用意頂いたウェルカムボードは、受講生にとって、やっぱり嬉しいもので、座学の励みになります。

受講生の会社名が書かれたウェルカムボード

当日の午前は座学でしたが、午後からは会場を株式会社ベルさまに移して、実習を行いました。5S学校の特長は座学と実習がセットになっていて、午前の座学で学んだことを午後に実践企業を訪問し、実習できる体験にあります。

株式会社ベル(受入先企業)さま代表あいさつ

5S学校卒業生の加藤さまより、5Sを仕事として捉え、組織横断型の編成で取り組み、会社組織がボトルネックにならないように、時間と費用を準備する5S活動の紹介がありました。5S学校の教えを仕事で活かすことで、前向きに取り組んだ結果、会社の収益基盤が強化されています。いきいきとした職場がそこにありました。

今回の実習は、会社のレイアウトを模造紙に書いて、そのレイアウトに付箋を付けるものでした。付箋の内容は、

  • 青色:良い所
  • 赤色:改善した方が良い所
  • 黄色:改善案

以上の3点を均等に出さなければなりませんでした。ともすれば、どれかに偏ってなら出せますが、3点セットとなると、知恵を絞らなければ、なかなか出せない実習です。受講生のみなさんは、知恵を振り絞って出していました。

一通り(3点セットで)出し切って、振り返りに入った時に、鈴木講師から8名の受講生に対し、「あともう1セット出して下さい!」と追い打ちをかける一言がありました。8名で3点セットなので、24枚が集まることになります。

追い打ちをかける鈴木講師

受講生8名は必死になって出し切り、見事に24枚の付箋が貼り付けられました。鈴木講師が本当に最後の振り返りで、「出し切ったと思った時から、みんながその気になれば、24枚も出せた。トヨタ流に言うと、乾いた雑巾を絞る。これがみんなの力を結集することなんです。」素晴らしい体験(実習)でした。

5S活動のきっかけは、トップダウンかも知れませんが、トップ(社長)の力だけでは長続きしません。社員の力でボトムアップする自発的な社員を育成する5S学校はカリキュラムとなっています。来月の第3講が楽しみです。

きらめく5S学校にご興味のある方は、こちらからお申込み下さい。